Blåveisの花が告げるノルウェーの春!子ども達が育む自然共存の心!
今回はノルウェーの文化の1つ、ノルウェーで春を告げる花といわれているBlåveisという青い花についてご紹介していきます!
春を知らせる小さな青い花 Blåveis
5月はノルウェーの街内にも少しずつ花が溢れてきはじめ天候以外でも”春がきたな〜”と感じさせます。
特にこの花はよく公園やガーデンでも見かける物で紫や白等キレイですよね!
さて先日保育園のボランティアの打ち合わせで、園を実際に訪れディレクターさんとお話をするついでに園見学もさせていただきました。その際にちょうどサークルタイムが行なわれていて、その時に子ども達に話されていたお話を今日はシェアしたいなと思います。
春を告げる花 Blåveis
子ども達に語りかけていた話ではノルウェーで見かける花の中に”春が来た”事を知らせてくれる花があると言う事です。
そんな春を告げる小さな青い花がこちらのBlåveis
ちなみにこれは日本で言う“ミスミソウ=雪割草”になります!
この花を前日の外遊びの時間に子ども達と見つけたようで、そのBlåveisと言う花が咲き始めるとノルウェーの人は”長い冬が終わって、ようやく春が来た!”と嬉しくなるというお話でした。
日本では春を告げる花と言えば”梅”ですかね?春の代表の花となれば”桜”かも知れませんが。
“季節”があると言うのはステキだなっと改めて感じましたし、ノルウェーでそれを告げる可愛らしい青い花の存在を知れたのも良かったです。
ちなみに同じ青い花で似ていますが、
こちらは違います。
私は最初この青い花とBlåveisを間違えて認識していました…1番上の写真の花を良く見かけると書きましたが、こちらの花の方が1番多く見かけまず!オスロの家先、公園などなど至る所で咲いている印象がありますね。
ノルウェーで”自然と供に生きる気持ち”は子どもの頃から育まれる
そしてサークルタイムのなかでは、そのBlåveisについての説明以外に”見つけた時にどうするか”っと言う話もされていました。
- Blåveisは根が張りにくく摘んでしまうと、もう生えて来ないと言う事
- Blåveisと似た花で色が白の花もあるが、そちらは根がしっかり張っているので摘んでも再び生えてくるので大丈夫な事
- 花がキレイで持ち帰りたくなる気持ちも分かるが、私たちが守って行かないと言う事
最近は自然を大切に出来てない人もいるとルームメート達も以前話していましたが、それでも自然を大切に・自然と共に生きている所がステキなノルウェーの人々。
その心はこうやって小さい頃から大人から子どもに受け継がれている中で育まれている物なのだなっと一人の人としても教育者としても学ばせていただきました。
ちなみにノルウェーの春は年によって長さがまちまちだそうです。長いときもあれば短いときもあり、だいたいイースターから始まり、長いときは7月の初め当たりまでの時もあるそうです。
ノルウェーの春を告げる青い花と自然と生きる事が自然と身に付いているノルウェーの文化の片鱗について今回ご紹介させていただきました。皆さまもノルウェーにお越しの際には”ノルウェーの春”を探してみてはいかがでしょうか?北欧ノルウェーの文化に興味がある方の少しでも参考になれば嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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